耐久性の高いラジカル制御塗料で防水性アップ：松戸市幸田

＜施工前＞
大きく目立った傷みは見受けられませんでしたが、経年の劣化により前回の塗装がチョーキングを起こしています。
シーリングは完全に硬化している為、放っておくと痩せて隙間が生じます。

＜施工前＞
ベランダパンチングメタルは、南面ということもあり、色褪せが起きて劣化しています。
今回はこちらも塗装していきます。

まずは既存のシーリング材を取り除き、プライマーを塗布していきます。
直接シーリング材を充填すると早い段階で剥がれなど不具合が生じていきますので肝心な作業になります。

新規シーリング材を充填していき、固まる前にテープを剥がしていきます。

サイディングの破損個所を補修していきます。
2液のパテ材で形成していきますので、下地の表層を落としていき、プライマーを塗布した後に作業を行っていきます。

パテで形成しました。
周りの模様と違和感がない様にパターン処理して形を作ります。

外壁全体に下塗りを行っていきます。
今回は、上塗りがSKプレミアムシリコンで仕上げるので、専用のSDサーフエポプレミアムを塗布していきます。

下塗り塗布後、主剤（SKプレミアムシリコン）を塗装していきます。
お客様との打ち合わせを重ね、SR-169（茶系統）という品番に決まりました。
4枚ほどカラーシュミレーションを作成し、こちらの色が採用となりました。

外壁の上塗り塗装です。
今回は軒天も同様に外壁本体の色と合わせて施工しました。

サイディングのパテ部分です。
目立たなく仕上げる事が出来ました。
年数が経っている場合は、既存のサイディングが欠落していることが多々ありますので、パテが万能で耐久性も高いものを使用しているので安心です。

附帯部の塗装です。
全体的に下地を目荒らししてから塗装処理していきます。
破風板は下塗りを入れてから主剤を塗布していきます。
今回使用しているのは、外壁同様にラジカル制御塗料で仕上げました。
※通常はシリコン塗装が多いです。

パンチングメタルの塗装です。
塗ムラが出やすいので入念に塗装していきます。

＜屋根施工前＞
屋根の塗装に入っていきます。
屋根も一度塗装を行っていますが、日当たりも良い部位なので、劣化が進んでいます。

全体的に多く破損個所がありました。
ボンド及びシーリング材で補修をしてから塗装処理していきます。

釘の打ち込を行っていきます。
年数が経つと釘が飛び出てきて抜け落ちる事もあるので、打ち込んでからボンドで固定します。
ただし、釘がきかない場合は下地の木材が腐食している可能性もあるので、事前にわからない場合は足場設置後の点検が必須です。

屋根の下塗りを行っていきます。
合せてタスペーサーをダブり工法で取り付けていきます。

屋根の下塗りを行っていきます。
まずはダメ込を行ってから塗り残しがない様に主剤を塗っていきます。

上塗りを行い完了です。
屋根塗装材はアステックペイント：スーパーシャネツサーモSiで塗装しました。
外壁同様にラジカル制御塗料なので耐久性が高い塗装材です。