八街市雁丸の外壁：クリーンマイルドフッ素・屋根：遮熱塗料・枯れ葉よけネット取付工事[90万円]

今回工事をさせていただいた市原市のＩ様邸は築12年のサイディングボードの住宅で、雨染みや色褪せが確認できました。
施主様は既存の配色が気に入っていたので似たような色で施工したいというご要望がありました。

日の当たりにくい面では藻が発生しています。
外壁表面の防水性が低下してくると藻やカビなどの菌類が繁殖しやすい状態となりますので、藻が発生したら塗り替えの時期に来ていると判断できます。

縦目地のシール材は劣化してひび割れしている状態でした。
サイディングボードの小口（側面）は非常に水を吸収しやすいため継ぎ目には必ずシールが施されていますが、シールが劣化するとボードの小口から水を吸収してしまいひび割れや欠落の原因になるので早目の対処が必要です。

塗装工事をするためにまず初めに足場を組んで高圧洗浄を行います。
工事の着工前は事前にご近所の方にご挨拶にお伺いします。

洗浄が終わった翌日は塗料が飛散して付着しないようにサッシなどの開口部にしっかり養生をします。

開口部の養生が終わったら縦目地の打ち替え作業に入ります。サッシ廻りや入隅の目地は増し打ちになります。

目地の打ち替え・増し打ちが終わったら下塗り・中塗り・上塗りの３回塗装を行います。
今回外壁で使用した塗料はＳＫ化研のクリーンマイルドフッ素で白9：黄1の割合で調色した色で施工しました。

玄関周りは多彩色のサイディングボードなので色合いを残すためにクリアー塗装を行いました。
こちらは日本ペイントの外壁保護塗料ＵＶプロテクトクリアーになります。

施工前の軒樋の写真です。付近から土埃や枯れ葉が飛来して樋を詰まらせていたので、雨天時は樋から水が溢れてくる状態でした。

軒樋の詰まりの対策として枯れ葉よけネットと呼ばれている網を取り付けます。
枯れ葉よけネットは軒樋に枯れ葉などの混入を防ぎ雨水だけを通すフィルターの役目があり、ポリエチレン樹脂製品なのでサビが発生する心配はありません。

施工前の屋根の写真です。立地的に土埃が多く汚れが目立っています。

施工後の写真です。ミズタニの屋根用遮熱塗料快適サーモSi（カラー：サーモニューコーヒーブラウン）で施工しました。