2015.12.17
部分的に欠落したサイディングボードの修繕
外壁塗装
今回は欠落したサイディングボードの修繕方法を紹介していきたいと思います。
サイディングボードは窯業(ようぎょう)系・金属系・合成樹脂系がありますが、特に窯業系は施工性が良く工期がかからない点とコストが安いということでハウスメーカーの標準仕様になっています。しかし工場出荷時に表面に施されている防水加工が、施工からだいたい5~7年で劣化し始めますので、いずれ必ずメンテナンスが必要になってきます。
サイディングボードの場合、クラック(ヒビ割れの事)やボードの浮き、目地のヒビ割れなどが不具合の前兆とされますが、下地をしっかりと調整して塗装を施せば余計な工事・費用もかかりませんし家の寿命も長くなります。
サイディングボードは塗膜が落ち防水性を失うと水分を含みやすい素材でもあります。また乾燥すると縮む特性があるので、伸縮を繰り返すと今回のように釘廻りのひび割れや欠落に繋がります。ですから外壁が綺麗だとしても定期的に家の周りを1周して確認をすると良いでしょう。その時にひび割れや目地の劣化、ボードの反り、外壁の表面が粉上になるチョーキングを発見された方は早めの対応を心がけて下さい。
サイディングボードの塗装工事はこちらをご覧ください。
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