2015.12.26
セメント瓦屋根からガリバリウム鋼板の金属屋根への葺き替え工事
屋根葺き替え工事
弊社ホームページより天井裏からの雨漏れしている・・・という問い合わせを頂きました。調査当日は雨天だったのですが内容が雨漏れと言う事で実際に水の侵入ルートも見れる事も多いのでカッパを着てフル装備で伺いました。今回は室内側からの確認と実際、屋根に登って状況、状態を点検・確認します。点検前にヒアリングをさせて頂きましたがやはり百聞は一見に如かずです。
まず、室内から点検を始めます。
室内が終わったら、実際に屋根の状況を確認します。
ご主人様の希望施工方法は「雨漏れしている部分のみの瓦の葺き戻し」でした。葺き戻しとは一度瓦を降ろしてルーフィングを張り直し、瓦を戻すという方法です。しかし、既存のセメント瓦は現在製造しておりません(材種の違う瓦だとサイズが合いません)何度か補修されているので瓦を降ろす際に「降ろす」前に「はがす」作業が必要となります。新しい屋根材なら問題はありませんが、年数を重ねた屋根材の場合は割れる危険性が非常に高く、戻せない可能性と他からの雨漏れの可能性の説明をさせて頂き、今回は全面の葺き替え工事となりました。
屋根工事のみですが、安全第一の為足場を架けて工事スタートとなります。
今回は雨漏れが起因しての葺き替え工事となりました。当然、今回の工事で雨漏れは解消できましたが瓦から金属屋根に替えるだけで屋根の重みを1/10に減らす事が出来ます。ちなみに屋根面積が100㎡だとすると瓦だと約5,600キロ(軽自動車で7~8台分)ですが金属屋根だと560キロ(軽自動車で0.7台分)です。家の揺れは重みに比例するので耐震工事の1つとして検討してみてはいかがでしょうか。
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