地域
・外壁と屋根は塗装で考えている
・長持ちする材料で施工したい
・ベランダ防水もしっかり行いたい
リフォーム内容詳細
| 築年数 | 19年 |
|---|---|
| 外壁 | 超低汚染リファイン1000Si-IR（カラー：ガルグレー/クールホワイト） |
| 屋根 | Tルーフ シェイク（カラー：チャコール） |
| ベランダ | ウレタン通気緩衝工法 |
外壁施工
施工レポート
外壁材が窯業系サイディングボードなのでシーリングの補修（板間継目は打替え・開口部廻りは増打ち）を行います。
軒裏の塗装を先行で行い、テープでラインを取って外壁の塗装が始まります。
写真の右が下塗材の塗布前で左側が塗布後になります。
サイディングボード用の下塗材を塗布すると艶がでます。
下塗材を塗布後、主剤を2回塗り重ねます。
超低汚染リファイン1000Si-IRを使用しています。
外壁塗装が仕上がってから附帯物も塗装していきます。
屋根施工
施工レポート
使用した材料はLIXILのT・ルーフです。
通常使用するガルバリウム鋼板屋根と比べると凹凸がある為立体的に見えます。
表面に天然石の粒子をコーティングしている為、長期間色褪せが発生しにくい素材となっています。
屋根は塗装でお考えでしたが現調した所、塗装に不向きな屋根材だった為、カバー工法でのご提案となりました。
屋根材の層間剥離が発生しています。
仮に塗装しても数年後また剥がれてくる可能性が高く保証が出せない為、弊社ではこのタイプの屋根基材の塗装は控えさせて頂いております。
まず、既存の板金類を撤去してルーフィング（防水紙）を張ります。
ルーフィング施工後、屋根本体を下から張り上げていきます。
新たに谷、棟の板金を取り付けます。
ベランダ施工
施工レポート
施工前のベランダの状況
数年前FRP防水の上に何かしらのコーティングを塗っているとの事でしたが商材が不明との事でした。
・・・と言う事で既存の上にカチオンを塗布して、まずは謎のコーティング材を絶縁します。
そしてこの上にウレタン通気緩衝工法で防水施工していきます。
通気シートと脱気筒。
ベランダから上がってくる湿気を逃がすための煙突です。
ウレタン防水は密着工法もありますが膨れを防ぐには今回施工の通気緩衝工法がおすすめです。
通気シートを敷き詰め、ウレタン層を流します。
2回流します。
トップコートで仕上げて完了。
室外機も浮かしているので全面施工しています。
施工前〜施工後
施工レポート
明るく爽やかで気持ちよい色の仕上がりです。
中間に帯が廻っていたので上下で色を変えました。
担当スタッフより
屋根については当初ご希望だった塗装は出来ませんでしたがカバー工法によるT・ルーフを施工して立体感も生まれた為、施主様にも大変喜んで頂けました。
外壁についても1トーンだった色を2トーンで塗り分けた為、イメージもガラっと変わり明るい印象になりました。
