2017.10.07
ニチハのパミールは不具合対策を慎重に:鎌ケ谷市東中沢
屋根葺き替え工事
築年数は10年ほどになりますが、今回の屋根材は最近よく見かけるニチハのパミールで、少々訳あって塗装工事が出来ない屋根材なので、今回はガルバリウム鋼板でカバー工法を行いました。
(写真は施工後)
外壁は通常の塗装工事で、ベランダ側の外壁はデザインサイディングなので既存の模様を生かしたクリアー塗装で施行していきます。
ベランダ防水に関しては、塗膜の状態はそこまで傷んでいませんが、下地とFRP層の密着が良くない為、新規にコンパネを敷きFRP(ガラスマット)を施工していきます。
施工前
施工前全体写真
日当たりも良く高台になっているので、紫外線の影響を非常に受けています。
全体の外壁は濃い黄色の壁面だったようですが、著しい色あせが見られます。ベランダ部分の壁面は難付着ボード(高耐久コーティングボード)なので目立った傷みは見られません。
施工前屋根写真
こちらがニチハ製造のパミールです。
特徴としては屋根材がミルフィーユ状に剥がれていく現象がおきます。(拡大写真で見ると屋根の端が剥がれているのが分かります)
状態の良し悪しは立地条件によって異なりますが、年数の経っているこの屋根材の場合は基本的に塗装が不可になるのがほとんどですので要注意です。
<コラム:パミールについて>
このパミールはミルフィーユ状の積層で屋根材が構成されていますが、この屋根材が経年変化で端から剥がれ崩れてきます。
おおよそ10年前後で現象が出始め、同様の事例が全国で頻発しています。
これは塗装で上塗りしてもボロボロの部分を止め固めることができず、塗ってもすぐに剥がれ落ちてしまうので、当社としても補償が付けられない案件となっています。
そんなパミールを使っている屋根の解決策は「葺き替え」しか手がありません。
このパミールはミルフィーユ状の積層で屋根材が構成されていますが、この屋根材が経年変化で端から剥がれ崩れてきます。
おおよそ10年前後で現象が出始め、同様の事例が全国で頻発しています。
これは塗装で上塗りしてもボロボロの部分を止め固めることができず、塗ってもすぐに剥がれ落ちてしまうので、当社としても補償が付けられない案件となっています。
そんなパミールを使っている屋根の解決策は「葺き替え」しか手がありません。
施工中
施工後
既存の色に近い感じに仕上がりました。施主様のお気に入りの配色との事だったので、塗り板サンプルで色合わせして発注しました。仕上がりも満足頂き感無量です。
綿密に打合せを行い、納得のいく施工を目指していますので、外装工事をお考えの方は気軽に御連絡下さい。宜しくお願い致します。
無料診断・無料見積り